過払い金が戻ってこないケースと打開策|知恵袋にあった声を調査!
過払い金に関する知識がないまま、手続きを進めると、取り戻せるはずのお金を逃してしまうリスクがあります。
また、適切な対処法が分からず、過払い金請求が難航することもあります。この記事を読まないと、自分に適用される可能性がある過払い金請求の権利や手続き方法を見落とすことがあります。
しかしこの記事を読めば、過払い金が戻ってこない理由を理解でき、自分の状況に応じた解決策を見つけることができます。さらに、専門家への相談や手続き方法についても知ることができ、過払い金請求の過程で迷わず進めることが可能となります。
過払い金請求が戻ってこない理由
過払い金請求が戻ってこない理由には様々なケースがあります。本記事では、以下の8つのケースについて詳しく解説していきます。
銀行からの借入は絶対に戻ってこない
銀行からの借入で過払い金請求が戻ってこない理由は、銀行が利息制限法内の金利で貸し付けていることが一般的です。
利息制限法では、借金額によって上限金利が設定されており、銀行はこの法律に従って金利を設定しています。そのため、2010年より前の借り入れだったとしても過払い金が発生する余地がないため、請求が戻ってこない場合があります。
ショッピング枠で作った借金は過払い金が発生しない
クレジットカードの機能にはキャッシングとショッピングがあります。
キャッシングは借金と扱われるため、金利次第では過払い金が発生している可能性が高いです。
特に2007年以前は多くの信販会社で、現在の利息制限法よりも高い金利での貸し付けを行っていたため、過払い金が戻ってくる可能性が高いと言えます。
しかし、ショッピング機能を使った場合には借金ではなく、「立て替え金」として扱われます。そのため、金利が高いと感じても支払っているのは利息ではなく手数料であり、過払い金は戻ってきません。
ただし、クレジットカードのキャッシングとショッピングの両方を利用している場合には過払い金が戻ってくる可能性があります。
自分は過払い金が発生しているかも?と思ったらまずは5分できる診断を活用して過払い金の有無を判明させた方が良いです。
貸金業法改正後(2010年以降)の借金の場合
貸金業法改正後(2010年以降)の借金に関しては、多重債務者問題を受けて法律が改正され、利息制限法内の金利で貸し付けが行われるようになりました。
そのため、改正後の借金では過払い金が発生しないため請求しても意味がありません。
消滅時効が成立している場合
過払い金請求が戻ってこない理由のひとつに、消滅時効が成立していることがあります。
消滅時効は、一定期間放置された権利が消滅する法律上の制度です。
過払い金の消滅時効は原則として10年ですが、特定の条件下では5年に短縮されることがあります。消滅時効が成立している場合、過払い金請い金請求ができず、戻ってこないことがあります。
特に2023年においては時効になってしまった人が非常に多いです。自分に過払い金が発生しているかも?と少しでも思ったら過払い金があるか無料診断をした方が良いです。
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貸金業者が倒産している場合
貸金業者が倒産している場合、過払い金請求が戻ってこない理由として、倒産により貸金業者が過払い金を支払う能力を喪失していることが挙げられます。
この場合、債権者全体で分割して支払われる過払い金が限定されるため、請求額が戻ってこない、または戻ってくる額が少なくなることがあります。
過去に消費者金融大手の武富士が倒産してしまった時は、集団訴訟をしても数千円しか手元に戻って来ませんでした。
したがって、今では有名でない消費者金融からお金を借りたことがある人は過払い金請求できるのかを確認した方が良いです。
闇金からの借金の場合
闇金からの借金で過払い金請求が戻ってこない理由は、闇金業者が違法な金利で貸し付けていることが一般的です。
しかし、闇金業者は法律に従わないことが前提であるため、過払い金請求に応じることがほとんどありません。闇金からの借金に対しては、警察や弁護士・司法書士に相談し、適切な対応を取ることが重要です。
借金と過払い金が相殺している場合
過払い金請求が戻ってこない理由として、借金と過払い金が相殺されていることがあります。
これは、過払い金があるものの、まだ返済中の借金が残っている場合に起きることです。借金をしている場合、過払い金が返済額として計上されるため、実際に手元に戻ってくるお金がないことがあります。
過払い金をどうしても取り戻したい人の対応策
過払い金請求が戻ってこない場合でも、適切な対応を行うことで解決に向けて進むことができます。
司法書士や弁護士に相談する
過払い金請求が戻ってこない場合には、まずは司法書士や弁護士に相談することをお勧めします。専門家による適切なアドバイスやサポートを受けることで、過払い金請求の手続き
がスムーズに進められることが期待できます。また、過払い金請求が戻ってこない理由を特定し、適切な対応策を立てることができます。
過払い金請求に強い弁護士事務所
司法書士法人杉山事務所
司法書士法人杉山事務所は、ビジネスメディアである週刊ダイヤモンド誌で消費者金融が恐れる司法書士で日本一に選出されたことのある事務所です。借金問題や過払い金の問題解決に強い事務所です。
毎月の過払金請求の相談や依頼は3,000件以上あり、過払金の回収金額は5億円を超える実績を持っています。消費者金融やクレジットカード会社、事業者金融のお金に関する問題を多く解決してきているので安心して依頼することができます。
事務所 | 対応エリア都道府県(出張先含) |
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大阪事務所 (主たる事務所) | 大阪府、和歌山県、奈良県、兵庫県、京都府 |
東京事務所 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県 |
名古屋事務所 | 愛知県、静岡県、長野県、岐阜県、滋賀県、三重県 |
福岡事務所 | 福岡県、熊本県、大分県、佐賀県、山口県 |
広島事務所 | 広島県、島根県、愛媛県 |
仙台事務所 | 宮城県、福島県、山形県、秋田県、岩手県 |
岡山事務所 | 岡山県、鳥取県、香川県、徳島県 |
札幌事務所 | 北海道 |
司法書士法人みどり法務事務所
司法書士法人みどり法務事務所の返還実績は累計90億円以上と非常に優れた実績を持っている事務所です。年間で6000件以上(月間500件以上)の相談実績があります。消費者金融やクレジットカード会社、事業者金融のお金に関する問題を多く解決してきているので安心して依頼することができます。借金のことを周りに絶対にバレたくない人におすすめです。
対応エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、岡山県、広島県、鳥取県、島根県、山口県、北海道、熊本県、福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県、佐賀県、愛知県、静岡県、長野県、岐阜県、滋賀県、三重県、高知県、愛媛県、香川県、徳島県 |
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状況に応じた対応を検討する
過払い金請求が戻ってこない理由によっては、異なる対応が求められます。
例えば、貸金業者が倒産している場合には、破産手続きや民事再生手続きに参加して過払い金を回収することが考えられます。また、闇金からの借金の場合には、警察や弁護士・司法書士に相談して適切な対応を取ることが重要です。
倒産した貸金業者から取り戻すのは実質不可能な理由
- 破産手続きや民事再生手続きが開始されていること
- 過払い金請求の債権が認められること
- 債権者が手続きに参加すること
- 配当が行われること
破産した貸金業者から過払い金を取り戻すには、貸金業者が破産手続きや民事再生手続きをし始めているときに過払い金請求をしているかどうかが関係します。
つまり、破産手続きが終了している貸金業者に対しては過払い金請求が認められないため、請求することができません。例えば、武富士やクレディアといった貸金業者は当の昔に倒産しているので、今更過払い金があることを知っても取り戻すことはできません。
知恵袋にある「過払い金が戻ってこない」ケース
知恵袋にある「過払い金が戻ってこない」ケース①
編集中
知恵袋にある「過払い金が戻ってこない」ケース②
編集中
過払い金戻ってこないで調べている人によくある質問
- 過払い金請求ができるケースとできないケースは何ですか?
-
過払い金請求ができるケースとできないケースについては、「過払い金請求が戻ってこない理由」で詳しく解説しています。それぞれのケースに応じた過払い金請求の可能性や注意点を確認してください。
- 倒産した貸金業者から過払い金を回収する方法は何ですか?
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倒産した貸金業者から過払い金を回収する方法については、「貸金業者が倒産している場合」で説明しています。破産手続きや民事再生手続きに参加することで、一定の条件下で過払い金を回収することが可能です。
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